ピッシンヌナチュレルは天国!
2019年3月、主人の単身赴任お疲れ様の旅でニューカレドニアにきています。
3日目、朝からドローンをロストし超落ち込んでいる主人とキレイな場所にお出かけです。
- フランス語で天然プール!
- どこにあるの?
- ホテル出発!
- 入場料は?
- 貴重な写真!
- ここからは水色を頼りに!
- 天国に到着!
- 荷物は上に!
- シュノーケル持っていくぞ!
- このキレイさを早く伝えたい!
- いざ深いところへ!
- 岩の向こうは…
- 本当にステキな場所!
- ヘンゼルとグレーテル?
- 人がいっぱい!
フランス語で天然プール!
イルデパンで行きたいところは3つ。
クトビーチとカヌメラ湾はホテルから徒歩で行けた。
後もう一つ、ピッシンヌナチュレル!
フランス語で天然プールという意味。
その名の通り、隆起珊瑚で海水がせき止められてできた天然プール。
中央のサンゴ礁付近には色とりどりの魚がいっぱいで、イルデパンで一番有名な場所!?
どこにあるの?
ホテルは島の西側。ピッシンヌナチュレルは島の東側。
イルデパンには公共の交通機関がないため、ツアーで申し込むしかない。
私たちが頼んだヌメア2泊、イルデパン2泊のツアーにはイルデパン滞在中のお好きな日にピッシンヌナチュレルに送迎しますというものが付いています!
ホテル出発!
朝10時半にホテルのロビー集合です。
3日目に申し込んでいて正解!
今日はとってもいい天気です!
昨日の夜の嵐が嘘のようにいい天気。
今日はどうしても晴れて欲しかったので、ウキウキ!
15時のお迎えを頼んだので、お弁当がわりに朝に買ったフランスパンのサンドイッチとお水を持って、集合場所のロビーに向かいます。
10時半ちょっと前にロビーに行ってたら、お迎えのマイクロバス到着。
私たち以外にフランス人(?)のご夫婦も一緒です。
入場料は?
マイクロバスで20分ちょっと。
バスを降りたらこんな小屋があります。
ここで入場料を払います。
入場料は1人200CFPと調べてわかっていたので、小銭を用意してました。
一緒に来たフランス人のご夫婦は知らなかったようで、小銭が少ないみたい。
受付のおじちゃんとなんやらいろいろ話して、ありったけの小銭を出して、負けにもらってました。
で、私たちの番。
400CFP握りしめて、「私たちはあるよ!」っておじちゃんに見せる。
そしたらバスの運転手さんが「要らないよ」って。
どうやらツアーで払ってくれてるようです。
ちなみにこの小屋付近にトイレがあります。
この先トイレがないので、ここが最後です。
貴重な写真!
フランス人のご夫婦がここで記念撮影!
主人がシャッターを押します。
「交代しよう!」と言われました。フランス語なのでわからないけど、きっとそういう意味。
「もっとくっついて、手を繋げ!」と言われたので、指示通りに。
めっちゃ恥ずかしがる主人を横にとっても嬉しそうな私。
ラブラブ風の貴重な写真を撮っていただきました。
「私たちはここで着替えるから先に行ってね。」と言われたので、フランス人ご夫婦とはここでお別れ。
「貴重な写真をありがとう!」と日本語で答えてお別れしました。
ここからは水色を頼りに!
ここからピッシンヌナチュレルまでは歩きます。
水色の手作り看板(標識?)を目印に進みます。
駐車場とかでてきましたが、水色を見つけて進みます。
分かれ道になるところにはどこかに水色があるので、それを目印に。
その通り進むと河原に出ます。
右側を見ると遠くに水色が・・・。
そこまでいくと左にある川の中に・・・
あっ、川の真ん中に水色!
ここで川を渡ります。
水深はこれくらい。
川を渡って、そのまま川の中を歩いて進みます。
水色発見! ここで川岸に上がります。
今度は森を歩いて行きます。
迷いそうな時は周りを見て、水色を探します。
こういう布の時も!
直接木に書いているところも。
枝が折れてるけど、これも水色。
こんな森を歩く時もあります。
森というかジャングル!?
頭上注意です!
180センチの主人はずっと上を気にしてました。
160センチの私は行きは大丈夫だったけど、帰りにここにぶつかってしまいました。
行きは道を探してたから頭を下げてたのかな。
ジャングルを抜けると綺麗な水色が見えてきます。
この水色を目指して歩きます。
天国に到着!
歩いて10分くらいかな?到着しました!
ひぇ〜、なんとキレイな色!天国だ!
ほんまにめちゃくちゃキレイ!
先客も結構いるけど、あんまり気にならない!
早く行きたくて行きたくて、思わず荷物を持ったまま、走って行って、足をつけてしまう。
荷物は上に!
あかんあかん、荷物!
荷物置き場というのは特にないので、川岸にある岩に荷物をおきます。
干潮時はいいけど、満ちてくると濡れちゃうので、岩の上に。
木には色とりどりのタオルやTシャツがなびいてました。
シュノーケル持っていくぞ!
結構浅いので、カナヅチの私でもいけます。
本当にキレイ! 白ぽいお魚がいっぱい。
奥にあるサンゴ礁付近はもっとお魚がいそうなんだけど、ちょっと深くなっていたので、私は足がつくこの辺でうろうろ。ここにいるだけでも幸せ。
本当に天国だ!
泳ぎが得意な主人は1人で奥まで偵察に向かいます。
私は1人でちょっと遊んでから、岸にあがります。
このキレイさを早く伝えたい!
岸に上がった私はラインやツイッターで、この感動を伝えたくて、携帯を触る。
けど、どれも遅くて動かない。
Wi-Fiみたいら3Gではなく、2Gになってます。
だから呟けない…。
偵察隊がこっちに向かってます。
どうやら深いところは主人でも足が届かない様子。
「ところどころに岩があるからそれに乗るといけるんじゃないかな。お魚がいっぱいいるから一緒に行こう!」と誘ってくれました。
カナヅチの私もちょっとくらいなら泳げるし、主人と一緒に行くことに!
で、その前に腹ごしらえ。ちょっと早めだけど、ここでお昼。
朝からはじめてのおつかいで買って来たフランスパンのサンドイッチを食べます。
キレイな景色を見て食べるからかめちゃくちゃ美味しい!
がんばってひとりで買いに行った甲斐がありました。
あっ、ロストしたドローンの話は禁句です。
キレイな景色をみて、泳いで、忘れてくれたらいいなと。
いざ深いところへ!
お腹もいっぱいになったし、がんばっていきます!
潮が引いたのか、さっきよりも浅くなってるし、いい感じ!
目指すは写真奥のでっかい岩付近!
主人がナビをしてくれます。できるだけ浅いところを選んで。
カメラのレンズに日焼け止めがついてしまってたので、なんだか白く写ってる…
写真が白くて見にくいけど、色の濃くなっている部分が深いところ。
できるだけ浅い左側を通って進みます。
で、なんとか近くまで行けたので、ちょっとだけ泳いで、右側の浅いところへ行きます。
いつも主人のそばで手の届くところを泳ぐんだけど、今回はなぜか主人が渡り切ったあとに、泳ぎ始めます。何かあっても手が届かない状況はちょっと怖いけど、この距離なら大丈夫かなって思って。
でもそんな時に限って足がつってしまい、ちょっとパニック!
「冷静に!」と自分を言い聞かせて、がんばって泳ぐもなかなか主人の元に行かない。
っていうか水と魚しか見えない。
もうダメ!ってこれって溺れてる!
「助けて!」と主人に手を振ります。どこに主人が居てるかわからないけど。
「とにかに力を抜けば絶対に浮く」と主人に前に言われてたので、叫んで手を振ったあとは主人が来てくれると信じ、とっても怖いけど、力を抜いて…。
ちょっと待った気がします。
主人が来てくれて、近くに岩の上に行き、「足が届くから岩に立て!」と。
なんとか生還できました。
主人曰く、半分くらいは調子よく泳いでたらしいです。
それが急に向きを変えて、元に戻って行ったようです。
「怖くなってもどったのかな?」と思って見ていたら、いきなり手を上げてなんか叫んでるので、「やばい!」と思って助けに来てくれたようです。
助けられて登った岩はスタートした岩の上でした。
なので必死に頑張った私の記録は0メートル。
そんなこんなで向こう側に渡るのを諦めて、岩の上で座ったり、浅い方を泳いだり。
主人は1人で右側へ。いっぱい魚がいてキレイだったらしいです。
岩の向こうは…
写真の奥にある岩の向こうは外洋。
なので、たまに大きな波が打ち寄せて来て、東映の映画のようになります。
その波の影響で、急に流れが変わります。
きっとそのせいで私は流されたのだと思います。
主人はどうしても大きな岩の向こうに行きたいらしく、一緒にその岩の近くにある平らな岩まで進みます。
そこで立っていると、急に流れがきつくなって、流される。
私だけでなく周りの人も誰も立ってられないのに、なぜか主人だけは大丈夫。
しかも私を支えながら、岩の上にとどまってる。
やっぱり私を連れて岩の向こうに行くのは危険と判断したようで、波の少ない足が届くところに私を連れて行き、主人1人で、岩の向こうに向かいます。
近くにいた日本人のご夫婦に「ご主人すごいですね」と感心されました。
やっぱり海の近くで育った人は違うのかなと、海のない県出身でカナヅチな私は思ってました。
「岩の向こうはすごい波で、楽しかったよ」っと主人が目をキラッキラさせて戻って来ました。どうやらドローンのことを忘れて楽しんだよう。よかったよかった。
本当にステキな場所!
気がついたら人がほとんどいない。お昼すぎに帰る人もおおいのかな?
せっかく貸切状態だけど、15時のお迎えの時間が近づいて来たので帰ります。
とても名残惜しいけど…。
本当にキレイで、とっても癒されました。
溺れてしまい、泣いてしまったけど、とても素敵な場所でした。
ヘンゼルとグレーテル?
帰りはまたジャングルを抜けて帰ります。
なんとなく覚えていたので、歩いていると、
「すみません、ついていってもいいですか?わからなくなってしまって」と日本人のご夫婦に声をかけられました。
先ほど大きい岩付近で声をかけられたご夫婦です。
行きは水色がみえやすいんですけど、帰りはなかなか見えないんですよね。
ヘンゼルとグレーテルみたいって笑いながら、なんとなく覚えてる景色を頼りに私が先頭を歩きます。
これで迷ったら責任重大とか思いながら。
だってギリギリまで遊んでたので、迷ってると帰りのバスに間に合わないし。
人がいっぱい!
で、無事に最初に写真を撮ったところに到着!
一安心したのも束の間、すごいいっぱいの人が・・・。
バスもいっぱい!
どれに乗るの?どうしたらいいの?頭が???だらけに。
フランス人はバスの運転手に来て回ってるけど、私たちフランス語わからんよ。
とにかくホテルの名前を言ったら、そっちで待ってって言われた気が。
で、丸太でできたベンチに座って待ちます。
しばらくすると「じーのさん!」って言って、手を振ってるおじさん発見!
無事にマイクロバスに乗って帰ることができました。
本当に天国に行ってしまいそう(?)になったけど、本当に素敵な場所です。
ぜひぜひ行ってみてください。おすすめです。