ANAのマイルを使いビジネスクラスに乗って夫婦で世界一周を旅しました。
楽しかった世界一周!
心配していたマニラ空港での時間も終わり、いよいよ日本に向けて出発です。
- 搭乗ゲートへ…まさかの変更!
- いよいよ搭乗!ANAビジネスクラスへ
- シート撮影中にまさかの嬉しいサービス
- ANAといえば!安心の機材とポケモンビデオ
- 機内食は和食か洋食か…迷った末に
- 牛肉のアドボ風煮込み、大正解!
- 紅茶とともに、まさかの号泣タイム
- 世界一周の話を聞きたかった、と…
- 成田到着!ただいま日本!
- 成田グルメラウンド!
- 最後のひととき、ANAアライバルラウンジへ
- いよいよラストフライトへ
- そして伊丹へ、旅の終着点
- リベンジ世界一周、完了。
搭乗ゲートへ…まさかの変更!
搭乗の1時間前になったので、早めにゲートに向かうと――
搭乗口が変更になってる!
しかも手書きの張り紙、しかも日本語で書いてあるという親切さ。
早めに動いておいて正解。
新しいゲートに到着したのは、ちょうど搭乗の30分前。
搭乗ゲート前に着くと、ロープが張られていて中にはまだ入れない状態。
周囲にはすでにちらほらと人が集まりはじめていた。
しばらくすると、グランドスタッフ(GS)さんが中から出てきて、 一人ずつ搭乗券を確認しながら声をかけて回っていた。
まず案内されていたのは、搭乗グループ1のダイヤモンド会員の方々。
(※ANAの「ダイヤモンド会員」とは、ANAマイレージクラブの最上位ステイタス。上級会員の中でも、利用頻度が非常に高い顧客への特典が用意されている。)
その方たちは搭乗口の奥にある専用の赤の布にDiamondと金色で刺繍された特別シートへ案内されていた。
さすがおダイヤ様…!
私たちはビジネスクラス搭乗のグループ2。
どうしたらいいのかな?と思っていると… グランドスタッフさんが近づいてきて、「こちらでお待ちください」と、 ロープの一番前に案内された。
その後同じくビジネスクラスの人たちも、私たちの後ろに並ぶように指示されていた。
一方、グループ3・4・5の方々には 「まだ搭乗は先なので、並ばずに椅子でお待ちください」と案内。
きっちりと搭乗順を管理していて、 どこに並ぶべきかをしっかりと誘導してくれるのがありがたい。
いよいよ搭乗!ANAビジネスクラスへ
搭乗時間の20分前になると、グループ1のダイヤモンド会員の方々がいよいよ機内へ。
そしてそのすぐあとに、グループ2の私たちビジネスクラスの搭乗が開始された。
いよいよ帰国便。
ちょっとドキドキしながら搭乗ゲートをくぐり、ANAの機体へ。
ドアのところでは、日本人の客室乗務員(CA)さんが優しくお出迎え。 機内に入った瞬間、日本語で案内されるとやっぱりホッとする。
座席に向かう途中で、「お席までご案内しますね」とスムーズに誘導してくれた。
シート撮影中にまさかの嬉しいサービス
座席に着いて、恒例のシート写真を撮っていたところ、 CAさんが気づいて声をかけてくれた。
「記念撮影ですか?よかったらお二人でお撮りしましょうか?」
とびきり優しい笑顔で、夫婦そろっての記念写真を撮ってくれた。
こういう気遣いが本当にうれしい。
さらに私の指先に気づいたCAさん、
「ネイル、すごく素敵ですね。国旗のデザインですか?」
と声をかけてくれた。
「はい!世界一周してきたところなんです。これから日本に帰るんです。」
と、話した。
旅の終わりに、日本の航空会社で、 こうしてあたたかく迎えてもらえると、心までホッと和む。
ANAといえば!安心の機材とポケモンビデオ
今回の機材はボーイング787(B787)。
成田→サンフランシスコのTHE roomではないけど、ゆったりできる。
見慣れたANAのインテリアにホッとする。
いつもの葉加瀬太郎のAnother Skyも落ち着く。
そしてあのポケモンの安全ビデオが始まる。
何度見ても、かわいいし安心感があるよね。
ちなみに、今回はマニラの空港(ターミナル)から一歩も出てないけれど、ちゃんと入出国はしたから…
「これって7カ国目って言ってもいいんじゃない?」
なんて、夫婦でちょっとした会話。
バイバイ、フィリピン・マニラ!
機内食は和食か洋食か…迷った末に
離陸してすぐにドリンクタイム。
アルコールももちろんあるけど、やっぱりANAといえば「香るかぼす」!
のども渇いていたので、私は冷たい緑茶もお願いした。
そして、ANAでのお楽しみのひとつ、あのおかきも!
やっぱり、日本の航空会社って落ち着く〜。
この便の食事は、和食(鶏の照り焼き)と洋食(牛肉のアドボ風煮込み)の2種類から選べる。
日本語でメニューが書いてあるから、内容もわかりやすくてうれしい!
2人とも迷いに迷って、最終的に洋食をチョイス。
理由は… アペタイザーの「海老とアボカドのポテトサラダ」 「スモークサーモンとハーブのチーズロール」が食べたかったから!
ちょっと特別感あるセレクションで、食事のワクワク感もアップ♪
牛肉のアドボ風煮込み、大正解!
メインで選んだ「牛肉のアドボ風煮込み」、 これがね、大正解!
ほどよい酸味とやわらか〜いお肉で、ごはんが進む味。
「悩んだけどこっちにしてよかった〜」って心から思えるおいしさだった。
食後のデザートは、やっぱりハーゲンダッツ バニラ。
これがまた機内で食べると、なぜか倍おいしく感じるんだよね。
もう、「安定の美味しさ」ってこのこと。
紅茶とともに、まさかの号泣タイム
デザートの後は、紅茶をいただきながら映画鑑賞タイム。
選んだのは「366日」。 …そう、号泣確定のやつ。
涙が止まらず、何度もハンカチ出動。
そして、CAさんが来るたびに私の泣き顔を目撃…。
「また泣いてる…」って思われたかもって、ちょっと恥ずかしかったけど、 やっぱり映画って感情をぐっと揺さぶってくるものがあるよね。
映画も終わり、16日ぶりの日本がもうすぐ見えてくる。
4時間半のフライトはあっという間。
「世界一周、本当に楽しかったな…」としみじみと感傷に浸っていると、 突然、CAさんが優しく声をかけてくれた。
世界一周の話を聞きたかった、と…
「今、よろしいですか? 世界一周のお話をぜひお聞きしたかったのですが、時間もあまりなくて…。 でもお二人の表情から、とても素敵で楽しい旅だったんだろうなと感じています。 よろしければ、こちらを記念にどうぞ」
そう言って、さりげなくプレゼントを手渡してくれた。
きっと何度も話しかけるチャンスはあったんだろうけど、 私が泣いてばかりで声をかけづらかったんだよね。
その気遣いに、心からありがとう。
手渡されたのは、機内誌に食事メニューや搭乗証明書、手書きのメッセージを貼り付けた手作りの記念品。
さらにANAオリジナルの折り紙や透明のミニポーチ、スケッチブックまで──。
ひとつひとつが丁寧に選ばれ、心を込めて詰められているのが伝わってきた。
ただの「仕事」ではなく、こうして「想い」を形にしてくれるサービス。
本当にすばらしいし、何よりその気持ちがうれしい。
「ありがとう」を何度伝えても足りないくらい。
大切に、大切に、いただきました。
スケッチブックは先日行った万博でスタンプ帳として使わせていただきました。
ポーチや折り紙は甥っ子姪っ子にプレゼント。
めっちゃ喜んでました。
成田到着!ただいま日本!
「おかえりなさい」と言わんばかりに、マリオがお出迎えしてくれるのがなんだかうれしい。
入国は驚くほどスムーズで、列もなくすぐに完了。
電子申告(Visit Japan Web)と「携帯品・別送品申告書」の両方準備して、混んでない方を行こうと思ってたけど、どっちもガラガラで拍子抜けだった。
まず向かったのはJAL ABCカウンター。
それぞれのアメックスゴールドの特典を使って、1枚につき1個無料で自宅へ配送。
手ぶらで移動できるのはほんと助かる。
このためにリュックは伊丹ではなく成田までにしたんだよね。
夫婦ともにアメックスゴールドを持っているので、リュック2個とも自宅に無料で配送手続き完了!
成田グルメラウンド!
お次は出国前にも立ち寄ったやんまへ。
プライオリティパスで無料になるすき焼きを、帰国後最初のご飯としていただく。
出国前最後の食事もここ、帰国後最初もここ。
「すき焼きで旅が始まり、すき焼きで旅が終わる」──なんだか縁を感じる。
機内食もしっかり食べたし、ごはんは最初から半分にしてもらい、ぺろりと完食!
そしてぼてぢゅうへ。
ここもプライオリティパス特典で、お持ち帰りセットを無料でいただける。
注文後、先にドリンクをもらって席に座って飲みながらのんびり待機。
無事に息子へのお土産(大好きな塩どら焼き)もゲットして、すべてのミッション完了!
最後のひととき、ANAアライバルラウンジへ
次は成田空港のANAアライバルラウンジへ向かう。
目的はもちろんシャワー。
やっぱり日本のクオリティはすごい。
シャンプーも泡立ちが良くて、髪もキシキシしない。
そしてうれしい「雪肌精」のスキンケアも完備。
旅の疲れをやさしく癒してくれる時間。
シャワーの後は紅茶でほっとひと息。
最後のフライト前、静かでまったりしたひととき。
いよいよラストフライトへ
ついに世界一周最後のフライトへ。
搭乗するのはB737-800。
今回はビジネスクラス料金を払っているけど、機材の関係でシートはエコノミー。
でももうそれすらも愛おしく思えてしまう旅の終盤。
滑走路へ向かう途中、ホヌ(A380)を見かける。
旅の締めくくりにぴったりな景色。
次の海外はANAじゃないけどハワイ。
いつかホヌに乗ってハワイに行きたい。
実は2020年のハワイはホヌで行く予定だったんだよな。
コロナのせいでなくなったけど。
離陸後はドリンクタイム。
日本らしく、お茶とりんごジュースをいただいて、 しみじみと「ああ、帰ってきたんだなあ」と感じるのでした。
ドリンクサービスのとき、CAさんが私の国旗ネイルに気づいてくれた。
世界一周の最後のフライトだということを伝えると、
「おかえりなさい」
とやさしく声をかけてくださった。
時間もないし、お仕事も忙しそうなので、ほんの一言だけ。
でもそれだけで、胸がいっぱいになる。
そして伊丹へ、旅の終着点
短いフライトはあっという間に終わり、ついに伊丹に到着。
「ただいま」と心の中でつぶやきながら降りようとしたそのとき——
CAさんに呼び止められる。
なんとまたしてもプレゼントをいただいた。
搭乗証明書、メッセージ、ANAのグッズの数々…
最後の最後まで、こんなに温かくしてもらえるなんて思わなかった。
本当にありがとう、ANA。
この優しさ、一生忘れません。
また絶対に乗ります。
……まぁ、よく行く沖縄はJALが多いけど!(笑)
リベンジ世界一周、完了。
伊丹に到着して、荷物を受け取り、ミャクミャクに迎えられ…
ついにこの旅のゴールにたどり着きました。
夢だった世界一周。
楽しいことも、びっくりしたことも、ハプニングもぜんぶひっくるめて、 一生忘れられない旅になりました。
本当にありがとう、計画をして一緒に行ってくれた主人、各地で出会った人たち、そして読んでくださったみなさん。
🌏次回は、気になる人も多いはず…
「世界一周って実際いくらかかったの?」
16日間・6カ国を巡った旅のリアルな費用を、ざっくり&正直にまとめてご紹介します✈️
マイルや無料宿泊を活用して、どこまで抑えられたのか?
お楽しみに!