ANAのマイルを使いビジネスクラスに乗って夫婦で世界一周を旅しました。

6カ国目トルコイスタンブールは2泊3日!
今日は2日目です。
1日目は夜遅くに到着し、そのままホテルへ直行して終了。
4日目の未明には空港へ向かう予定なので、観光できるのはこの2日目と3日目の2日間のみ。
そして、次の国はトランジットだけ。
つまりこのトルコが世界一周で観光できる最後の国。
そんな特別な場所での観光2日目は、朝から夜まで盛りだくさん!
アヤソフィア、地下宮殿、ブルーモスクに市場散策、そして夜はライトアップされたスルタンアフメット広場まで―― トルコらしさをギュッと詰め込んだ1日を紹介します。
- トルコの朝、鳥のさえずりで目覚める
- 小さなレストランで、トルコの朝ごはん
- ロビーで出会った、かわいい猫ちゃん
- まずはアヤソフィアへ!
- やっと優先入場が活きた!神秘の地下宮殿へ
- 地下に広がる、ひんやりとした神秘の世界
- ブルーモスクへ……のはずが、あれ?ここじゃない?
- こんどこそブルーモスクへ!静寂と青の世界
- 青と光に包まれる、静かな時間
- 焼き栗とトウモロコシの香りに誘われて
- 次回予告
トルコの朝、鳥のさえずりで目覚める
朝7時半に起きる予定だったけど、それよりも早く、どこからともなく聞こえてくる鳥のさえずりで目が覚めた。

静かな街に響く声が心地よくて、ふとテラスに出てみると――
雲ひとつない、最高の青空!
思わず深呼吸して、「今日もいっぱい歩くぞ」って小さく気合を入れる。
昨日はホテルに着いてそのまま寝てしまったので、まずは荷物の整理から。
今回のおみやげは最終地・トルコで買おうと思ってたのに、旅の途中でついつい買い足してしまって、気がつけばリュック2つでは収まりきらず……。
「まさか使うことないかな」と思って持ってきた、折りたたみ式のボストンバッグまで登場。
旅の終わりって、なんだかんだで荷物も思い出も増えていくんだなあ。
小さなレストランで、トルコの朝ごはん
このホテルは朝食付き。
さっそくレストランへ向かうと、小ぢんまりとした空間にバイキング形式の朝ごはんが用意されていた。

野菜、チーズ、パンにオリーブ、ゆで卵……どれも素朴だけど、どこか異国の香り。
ひと通り選んで、ゆっくりと朝ごはんタイム。
最後はもちろん、トルコ名物のチャイで締めくくり。

……なんだけど、このチャイ、めっちゃ熱々!
猫舌の私にはなかなか飲めず、手に取ってもガラスの器が分厚くて、持つだけで「あっつ!」ってなるレベル💦
明日は一番にこれをもらって冷ましてから飲もうと心に誓う。
ロビーで出会った、かわいい猫ちゃん
「さあ、観光に行くぞ!」と気合を入れてロビーに向かうと――
そこには、かわいい猫ちゃんが♡

そういえば、この世界一周で犬にはちょこちょこ会ってきたけど、猫ちゃんに会うのはこれが初めてかも。
猫派の私たちにとってはちょっと寂しかったので、ここで出会えたのがすごく嬉しい。
ふわっとした毛並み、気まぐれな視線、どこか自由なその姿に癒される。
うちの猫たち、元気にしてるかな?
旅の終盤、ふと頭に浮かぶのはやっぱりあの子たちのことだった。
まずはアヤソフィアへ!
観光のスタートは、イスタンブールを代表する名所 アヤソフィア(Hagia Sophia)。
もともとは東ローマ帝国時代に建てられたキリスト教の大聖堂で、その後モスク、博物館、そして再びモスクへと姿を変えてきた建物。
約1,500年の歴史が詰まったその空間は、まさに“時を超えて存在する奇跡”のような場所。
朝9時オープンだけど、事前に「かなり混む」と聞いていたのでドキドキしながら向かう。
とはいえ、今回はドイツ~スイスの列車の中で予約した優先入場券を買ってあるから安心。
到着したのは9時45分。

すると、すでに入り口にはとんでもない行列が……!
団体さんや、個人旅行の人たちがずらりと並んでる。
でも私は優先入場券がある。
列を横目に進みながら、ちょっとだけ列の人たちに「お疲れさまです…」って気持ちになる。
旅行中、こういうチケットの差って本当に大きいよね。
で、私たちはどこに並ぶの?
そう思いながら、長蛇の列を横目に進んでいくと……
そこにあるのはチケット売り場だけ。
あれ?優先入場のレーンって、どこ?
不安になって近くの係員に聞いてみると、返ってきたのはまさかの言葉。
「この列は保安検査の列です。優先入場券があっても、ここは全員並びます。」
えええええーーーー!?
完全にスルーできると思ってた私たちは、がく然。
しかも「1時間以上かかるかも」と追い打ち。
いやいや、さすがにこの炎天下の中、あの列に1時間は無理……。
ということで、潔くあきらめて、明日の朝イチで出直すことに決定。
旅って計画通りにいかないこともあるけど、それもまた面白さのひとつ。
明日は絶対リベンジするぞ!
やっと優先入場が活きた!神秘の地下宮殿へ
アヤソフィアをあきらめ、次に向かったのは地下宮殿(バシリカ・シスタン/Basilica Cistern)。
ここは6世紀、東ローマ帝国ユスティニアヌス帝の時代に造られた巨大な地下貯水池。 柱が立ち並ぶ荘厳な空間に、水が静かにたたえられていて、その幻想的な雰囲気から映画やドラマのロケ地としても有名。 (※映画『007 スカイフォール』や『インフェルノ』など)
ここも朝9時からオープン。
私たちが着いた時点で、すでに大行列!
でもここでは優先入場券がちゃんと機能。
係員にチケットを見せると、なんと長い列をスルーしてそのまま入場させてくれた。
ほんとに一切待たず、スムーズに中へ!
……そうそう、優先入場ってこういうこと!
さっきのアヤソフィアでのがっかりを取り戻すような気持ちよさだった。
地下に広がる、ひんやりとした神秘の世界
さすが地下宮殿。
中に入った瞬間、ひんやりとした空気が体を包み込む。
外の暑さが嘘のようで、まさに別世界。

思っていたよりも空間は広く、人はそこそこいるけれど、順路は決まっていないから、自由に好きなペースで見て回れるのがうれしい。
柱の間を歩いていると、ライトアップが赤、青、紫と色を変えていき、幻想的な雰囲気をさらに盛り上げてくれる。

途中で継ぎ足されたような柱ものもあれば、ゴツゴツした質感のもの、そして繊細な彫刻がほどこされた美しい柱も。

中でも印象的だったのは、常にしっとりと濡れている一本の柱。
「なぜこの柱だけ濡れているのかはわからないけれど、涙を流しているように見える」という理由で、“嘆きの柱(涙の柱)”と呼ばれているらしい。
言われてみれば、どこか切なげに見えてくるから不思議。

有名なメデューサの石像。

一体目は横向き、次に出てくるのはなんと逆さま。
なぜこんな置き方をされているのかは諸説あるらしいけど、その謎めいた配置が、空間全体の神秘さをより一層際立たせていた。

そして、水面にライトが反射する様子は本当にうっとりする美しさ。
観光客でにぎわっている場所なのに、不思議と落ち着いた気持ちになれる。
静かで、神秘的で、すごく良かった。
ブルーモスクへ……のはずが、あれ?ここじゃない?
次に向かうのは、イスタンブールのもうひとつの象徴的存在、ブルーモスク(スルタンアフメット・モスク)。
……の、つもりだったんだけど、うっかり隣にある別の建物に入ってしまった。

でもここが予想外によかった!

中に入ると、天井や壁の装飾が本当にきれいで、ステンドグラスから差し込む光が静かに広がっていた。

「あれ、ここはここでめちゃくちゃ素敵じゃない……?」ってちょっと得した気分。

ふと見ると、真ん中には棺のようなものがずらり。
青い棺、赤い棺、そして小さな棺まで並んでいる。
誰かの霊廟なのかも?
「ここ、入って大丈夫だったのかな……」と少し不安になったけど、他にも観光客らしき人たちが次々と入ってきて、写真を撮っている様子。
観光で立ち寄っても問題ない場所だったみたい。
偶然の寄り道だったけど、こういうハプニングも旅の楽しみ。
こんどこそブルーモスクへ!静寂と青の世界
やっとたどり着いたのは、正式名称 スルタンアフメット・モスク、通称ブルーモスク。
17世紀初め、オスマン帝国のスルタン・アフメット1世によって建てられたモスクで、内部を彩る青いイズニックタイルが名前の由来。
イスタンブールを象徴する名所のひとつで、今も現役の礼拝堂として使われている。
ふと思い出したのは、2019年10月に世界一周で行ったマレーシアで訪れたシャーアラムのブルーモスク。

モダンで開放感のある建物だったけれど、イスタンブールのブルーモスクは、歴史の重みと繊細な装飾美が魅力的。

入口はアヤソフィア側。
かなり混んでいたけれど、列は意外とスイスイ進んで、思ったよりスムーズに入場できた。

無料で公開されているとは思えないほど、建物の外観も回廊もとにかく美しい。

アーチ状の柱や細かなタイル模様が、どこを切り取っても絵になる。
荘厳な空間に一歩足を踏み入れると、外の喧騒がすっと消えていくような感覚に包まれた。
青と光に包まれる、静かな時間

まず目に飛び込んできたのは天井いっぱいに広がる繊細な模様と、色とりどりのステンドグラス。

どこを見ても装飾が美しくて、まるで芸術作品の中に迷い込んだみたい。
光が差し込む角度によって、ステンドグラスが柔らかく輝き、壁や床にほのかに色を落としている。
言葉が出ない。
ただただ、ため息が出る美しさ――。
気がつけば、もう30分以上も中にいた。
混雑しているはずなのに、不思議と静けさがあって、心までスーッと穏やかになるような場所だった。
焼き栗とトウモロコシの香りに誘われて

モスクを出て外の光の中へ戻ると、すぐ近くに焼き栗とトウモロコシの屋台が並んでいた。
香ばしい匂いがふわっと鼻をくすぐってくる。
焼きたての栗を紙袋に入れてもらって食べ歩きする人たち、手にしたトウモロコシを頬張る子どもたち――
見てるだけでちょっと幸せな気持ちになる。
ちょっと気になるけど……まだお腹は空いてない。
「またあとで食べられるタイミングあるかな」なんて思いながら、通り過ぎる。
旅先って、お腹空いてないのに食べたくなる誘惑がほんと多い(笑)
次回予告
次回はイスタンブール2日目の午後編!

色とりどりのバザールを歩き、お茶屋さんに癒され、念願のサバサンド…ならぬ「サバラップ」に出会う!?
そして転倒ハプニングのあとに現れたのは、癒しの猫たちと夜のライトアップ。
お腹も心も満たされた旅の後半、ぜひ読んでね!